Select Our Future それは未来を選ぶことだから

 

買うことは投票すること

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  「環境に優しい」と言われる商品を買うことにとどまらず、普遍的人権や環境持続性、社会正義や道義的責任がいかに扱われているかを判断基準として、自分たちの購買行動を主体的に決めていこうとする動きが世界で大きな力を持ち始めています。
  そのような潮流をどのように名づけるかについては諸説あるでしょうが、私たちは「エシカル・コンシューマー(Ethical consumer)」という文脈の中でこの動きと出会い深く共感しました。

  日本語に訳せば、「社会的責任を意識した倫理的消費者」ということになります。消費者としての個人に力を与えるあらゆることがらを含む広い言葉ですが、何かを買おうとするとき、その製品や生産した企業を多角的に検討・評価して決断を下そうとします。
  その目指す方向は、環境持続性、社会的公正、すべての生き物を含めた存在の豊かさを実現することとも言えます。

  たとえば原子力産業は、日常的に放射性物質を放出する上、処分不可能な廃棄物を生み出すという意味だけでも環境持続性は皆無です。
  また、危険な被曝労働を強いられる無数の労働者が命を削りながら働かなければならないこと、都市部への電力供給のために遠隔地のコミュニティが原発や廃棄物処分場などの立地で苦しみを強いられること、事故時には多数の市民が被曝を強いられることなど社会的公正とは対極にあります。
  また、チェルノブイリ事故から15年目を迎えた被害者たちの様子やイギリスやフランスの再処理施設周辺で健康被害が深刻であることなどからも存在の豊かさを否定するものと言わざるを得ません。

 

市民は企業を変える力を持っている

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  しかし、悪化の一途をたどる地球環境、多国籍企業を頂点とした経済構造において白昼堂々まかり通る社会的不公正、ないがしろにされる存在の豊かさはに対して、私たちは無力ではありません。
  イギリスのエシカル・コンシューマー協会が提案する考えかたに、「買うことは投票することと同じ」というものがあります。

「強大な多国籍企業にもアキレス腱がある。彼らが裕福でいられるのは、私たちがそれらの企業の製品を買いつづける限りにおいてだからだ。ある意味では、私たちは毎日彼らを選出しているのだ。私たちは毎日のあらゆる購買行動において、多国籍企業に賛成票を投じつづけているのだ。同時に、私たちは反対票を投じることもできる。これは私たちのもつ力だ。消費者がいなくなれば、企業は死んだも同然だ」

  私たちは、自分たちの未来を主体的に選び取りたいから、環境や命を脅かす企業ではなく、環境持続的で社会的公正を実現した企業を選びたいと思います。アメリカの市民が全米規模のキャンペーンの末に巨大企業GE社を核兵器部門から撤退させたように、私たちには企業を変える力があるのです。

 

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No! Hitachi Toshiba Mitsubishi

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